車椅子からベッドへ移りました。
お腹もすっきりと軽くなってさっきまでとは別の体のようです。
帝王切開だった一人目の出産と比べて、体が楽なこと!
少し動くだけでお腹が痛んだ前回の帝王切開後の事を思い出しながら、体がよりいっそう軽く感じられました。
赤ちゃんを、私のベッドに寝かせました。
ベッドの上にちょこんと寝ている小さな赤ちゃんはスヤスヤと心地よさそう。
赤ちゃんと添い寝してみました。
う~ん、幸せ。
そして今回の出産、ソフロロジー法で無事に普通分娩で出産できた事には感謝感激です。
そして、待ちに待った出産後の食事。
丸一日飲食できず、赤ちゃんとの対面を果たして、ホッとしたところで、ますますお腹が空いてきました。
「部屋に戻ったら食べていいよ。おにぎり、持ってきてもらったんだっけ。分かるよね、ケーキとかお餅とか、おっぱいの詰まるものはやめておいてね。」
と言う助産師さんの言葉を頭に置きながら、おにぎりを二つ、むさぼり食べました。
一足先に、分娩室から部屋へと戻っていた主人が、家から持ってきてくれていたおにぎりです。
「おにぎりって、こんなに美味しかったっけ?」
一日ぶりに口から入れる食べ物にありがたみを感じました。
点滴で栄養分を体に入れてはいるものの、口から咀嚼して食べ物を摂取する満足は図り知れません。
出産という大仕事の後だから、なおさら?なのでしょうか。
私はもっと食べたかったのですが、もうすでに午前3時。
「もうしばらくすれば朝食が食べられる」と気持ちを切り替えて、おにぎり二個とお茶だけにしておきました。
出産後の食事といえば、昔は、ぼた餅とかおはぎを食べなさいと言われていたらしいですね。
「母乳がよく出るように」か、「出産のお祝い」もしくは「慰労」の意が込められていたのでしょうか。
これは私の友人の話なんですが、里帰り出産で一人目の赤ちゃん誕生後、親戚が餅やケーキなどを沢山持って来てくれたらしいんです。
(田舎でありがちな感じがします。)
これまた少しだけと思いつつ、出産後の高揚とした気分も手伝ってか、彼女は結構食べてしまったようなんですよね。
餅系は栄養として吸収されやすいのでおっぱいが張ってきますし、ケーキとか高脂肪高カロリーのものは乳腺を詰まらせてしまう。
友人は出産した時の痛みに負けないくらい、おっぱいが張って、死にそうに痛かったと話してくれました。
私も一人目の出産後、オッパイが張って死にそうな思い、しました。
それについては、また後ほど。
「へその緒って、おもったより硬かったなぁ。2、3回、ジョキジョキッとやったけど、力入れないと切れないし、なんだか硬いゴムみたいだったぞ。すごいなあ、やっぱ簡単には切れないようになってるんだよな。あれでお腹の中で栄養もらってるんだもんな。あのハサミの感触は一生忘れないぞっ!」
私がおにぎりを食べている間、主人が興奮した様子で言いました。
体の一部分にはさみを入れるなんて絶対にできないと言っていましたが、へその緒を切って非常に感慨深い様子です。
「ふ~っ、てやりながら、にょきにょきっと、頭がでてきたぞ。おれには絶対にできない!!すごかったな。」
と、立会い出産に挑んだ主人は興奮ぎみに褒めてくれました。
幾度とない「立会い出産」を体験をして、確実にお互いプラスになった事を感じています。