三回くらい、陣痛の波をこえてやっと分娩室にたどりつきました。
立会い出産のため、主人も入室して、白衣に着替えました。デジタルカメラを片手にスタンバイです。
分娩室にも、ソフロロジーのBGMのCDがかけられていました。
私は左手に点滴、右手に血圧計、お腹に分娩監視装置をつけながら、背中を丸め易い、半分体を起こした状態の分娩台に横たわりました。
お腹につけたNST(ノンストレステスト)の器械(分娩監視装置)を見ながら、
「へその緒巻いてるかもしれないわ」
私の足元で助産師さんが言いました。
酸素不足で分娩監視装置の赤ちゃんの心拍数があがっていたのでしょうか。
でも助産師さんは、いたって慌てる様子もなく、とどこおりなく分娩は進みました。
待ちに待っていたこの瞬間。
待望の私たちの赤ちゃんが、目の前でがんばって泣いています。
「ご主人ここ切って」
「あっ、は、はい。」
「ここ、ここ。」
「は、はい。」
主人が助産師さんにせかされ、ハサミでへその緒を切りました。
あれだけ「おれにはできない」と言っていたのに。
ここで産婦人科の院長が登場。
胎盤や血液、その他不要になったその他もろもろの物を助産師さんに処置してもらってから、出産時に裂けてしまったところを縫ってもらいました。
私は会陰切開はしていないものの、やはりいきんだ時に大事な部分が少々裂けていたようです。
縫合は助産士さんには出来ないお仕事。
先生よろしくお願いします。
会陰の縫合が終わってから、一旦赤ちゃんを助産師さんに戻して、赤ちゃんは計測、お召しがえです。
白いタオルがひかれた計測台に乗せられました。