会陰の縫合が終わってから、一旦赤ちゃんを助産師さんに戻して、赤ちゃんは計測、お召しがえです。
白いタオルがひかれた計測台に乗せられました。
体重は3315グラム、身長は51センチ。
私のお腹の中で、よくこれだけ育ってくれました。
切ったおへその処理や、目薬をさしたりして、初めての服を着させてもらいました。手足をぎこちなくバタバタさせています。

「今度はお母さんが着替えるから、その間抱っこしていてね」
私は分娩の時に着ていた産婦人科の服から、自分のパジャマに着替えをさせてもらいました。
助産師さんは主人に赤ちゃんを渡しました。
主人は分娩室の隣の手術室の控えのベッドに横たわり、胸元に赤ちゃんを抱きました。
パパのカンガルーケアです。
着替えている間、ふと隣の手術室に目を向けると、ベッドに横たわって赤ちゃんを胸元に抱きしめている主人の姿。
まあなんと今までには見たことのない様な嬉しそうな顔。
白衣を着た主人の胸に乗った小さいベビーちゃんと、目頭を下げたパパはすっかり二人のワールドを作っていました。
主人とは、今でも『へその緒を切ったこと』と『パパのカンガルーケア』についてはたまに話題にのぼることがあります。
「へその緒を切ったりカンガルーケアしたことは一生忘れないし、それをやったことで、子供というものに対して更に愛情を感じる」
と主人は言っています。