帝王切開で出産することが決まっていながら、普通に分娩したい、経膣分娩してみたいという希望が渦巻いて、葛藤していました。
産婦人科の先生方、看護師さんから聞いたお話を思い巡らせ、自問自答しながら、帝王切開で第二子を迎えるのが最良の方法だと納得させている自分もいました。
「帝王切開、手術後痛いんだよな~。またあの痛いのやらなきゃいけないんだ~陣痛も分娩も痛いだろうけど帝王切開ってやった後痛くて動けない」
→でも、帝王切開だから故、助かる命や救われている事が沢山あります。赤ちゃんだって、母親だって、命あってのことです。
「妊娠・出産は素敵な事。でも病気じゃないのになんで女であるがために私は開腹手術をしなければならないんだろう。男の人っていいな」
→VBACをして子宮破裂をおこしたら‥
一回帝王切開をして子宮を切っている場合は、縫合した所が薄くなっている可能性が。
子宮は筋肉ではないから伸び縮みしないので赤ちゃんが大きくなって子宮が耐えられなくなったら‥陣痛が始まって子宮の収縮に耐えられなくなったら‥子宮破裂を起こします。
もしも子宮が破裂した場合、母子共に危険な状態になります。赤ちゃんは母親のお腹から取り出されてから肺呼吸を始めます。取り出される前にお母さんのお腹が破裂して赤ちゃんに酸素が届かない状態が続くと、運良く一命を取りとめても障害が残ってしまう可能性があります。子宮破裂が発生してしまった場合、手術して17分以内に取り出す事が出来ないと赤ちゃんへの後遺症が残る確率が増えるそうです。
「帝王切開したら、もう一人欲しくても大変じゃないのかなあ」
→帝王切開は三回までできます。必ず最低一年開けてから妊娠を試みる事。三人目も帝王切開で出産可能。
「一人目の時は妊娠中毒症って言われたけれども、今回はそうならないようにきちんと自己管理ばっちり。妊娠前に比べて17キロの体重増加、食事管理も今ひとつだった前回の妊娠生活を反省して、今は体重管理も血圧も良好。体調万全。なんかVBACできなきゃもったいない」
→一人目が妊娠中毒症だったからって二人目もそうなるとは限らないのです。一人目の時に妊娠中毒症でも二人目の時には全く妊娠中毒症の症状がなかったという人もいます。今回妊娠中毒症にならなかったとしても子宮破裂は恐ろしいから帝王切開の方が安心。VBACできなくたって体調管理がしっかりできていて経過が順調なのは非常に好ましいこと。
「このご時世、訴訟ということもありますしね。リスクが大きいVBACであえて出産するよりも、帝王切開をされている方は帝王切開したほうがいいですよ。もしご不満なら他の曜日にこの病院に来れば、他の医師の意見も聞けます。セカンドオピニオンとして聞いてみてください。きっと同じ事を言うと思いますよ。」
という先生のお話もあり、過酷な労働勤務状態で尚且つ訴えられる事もある産婦人科の先生方の事も考えつつ、自分の希望は自分のエゴでしかないような気持ちになってきました。
転院先の総合病院で、帝王切開で出産するのを前提に再度検診を受けながら、赤ちゃんをこの手に抱いている姿を想像して、二回目の帝王切開をお願いする事を決心しました。
さらに続く