リラックスしながら出産を迎えるソフロロジー式分娩法。 しかしいざ陣痛がきて、 「リラックスして!」 と言われても、できませんよね。
ソフロロジー法での出産に、イメージトレーニングは欠かせないものです。 トレーニングの方法は簡単だし、何といってもタダなのでやって損はないでしょう。(笑)
イメージトレーニングが、ソフロロジー出産が上手くいくかの鍵です。
というのはちょっと大げさかもしれませんが。
イメージトレーニングはスポーツや勉強と一緒。
繰り返せば繰り返すほど、定着します。
「しょせん痛いんだからムリ」
「もう始める時期が遅いから」
「自分には合わない」
と、ソフロロジーに取り組まない方もいらっしゃるかもしれません。
最初から取り組む気持ちがない場合以外は、誰でもソフロロジー出産は出来ます。
妊娠後期になってからソフロロジーを知って始めた私でも、素敵な出産体験を迎えることができました。
ソフロロジーの音楽、もしくは自分のリラックスできる決まった曲がかかると、ソフロリミナルな状態になるのが大切です。ソフロロジー教室では、それを、「スイッチを切り替える」と説明してくれました。
耳から入ってくる音楽をきっかけに、通常私たちが生活している状態から、リラックスしたソフロリミナルな状態になる → スイッチを切り替える、という練習をしておきます。
眠りに入る間際の意識状態がソフロリミナルな状態です。
リラックスした状態、ソフロリミナルな状態では、人間の脳派はα波になっています。
その時こそイメージトレーニングの効果があがる時なのです。
ソフロロジーのBGMを聞きながら、自分の幸せだった体験や好きな風景、お腹の赤ちゃんのことや生まれてから抱っこする様子をイメージします。
私は、庭に咲いた色鮮やかな花や、家族で山へ行った時の緑の美しさ。上の娘が、生まれた赤ちゃんをあやしている姿を想像したりしました。
幸せな気持ちになる、リラックスできるイメージを頭に浮かべているうちに、どんどんリラックスしていきます。
陣痛は赤ちゃんが生まれてくる為になくてはならない大切なエネルギー。
陣痛は誰でも乗り越えられるもの。
出産は赤ちゃんとママとの初めての共同作業。
陣痛が来れば赤ちゃんにやっと会える、待ち遠しい。
という思いを深めます。
リラックスしてα波の出ているソフロリミナルな状態で、赤ちゃんとの絆や、出産の様子をイメージすることで、母性を深め、妊娠から出産、育児までスムーズに物事が受け入れることができるようになります。
イメージトレーニングと聞くと、なんだか大変そうに聞こえますよね。
イメージトレーニングの理想としては、ソフロロジーのテルプノスロゴスが入ったCDをなるべく聞いて、なるべく多く練習するのが良いのでしょうが、でも、ちょっとした時間があるとき、数分でもいいんだと思います。
気負わずに、普段の生活の中で深呼吸をし、大きく息を吐きながら、お腹にいる赤ちゃんのことを想ってあげてください。
少しの時間でも、リラックスして赤ちゃんとお話したり、自分の楽しかった体験を思い出したり。
ソフロロジー教室で、他の妊婦さんも言っていたのですが、
「ソフロロジーのCDを聞いて寝てしまうんだけど、いいのかしら」
ということ。イメージトレーニングというよりは、ソフロロジーの音楽を聞きながら寝てしまっているんだけど‥という心配な声でした。

実際に私もそうでした。イメージトレーニングと言ってもあまり時間も取れず、ソフロロジーのCDの音楽は、寝る前のBGMになっていました。
でも寝てしまって、全然OKだそうです。
寝てしまうのはリラックスしている証拠。だから全く構わないのだそうです。
リラックスしながら赤ちゃんとの絆を深め、物事をあるがままに、ポジティブに考えるモードを培っておく、それがソフロロジー式分娩法のイメージトレーニングです。
ソフロロジーのBGMをスイッチに、リラックスにする練習をしていますが、要するにどこでも誰にでもできる心と体の使い方の訓練です。
出産後も、この「ポジティブシンキング」の考え方は、普段の生活や育児の中でも、ちょっと見方を変えたり考え方を変えたりする、きっかけになっています。