(出産いろいろ話)
忘れもしない、自宅のリビングで陣痛が来た夜、見上げた空に満月が見えました。
「満月の夜や、その前後って、出産多いんだよ。」
産婦人科で看護師さんもそう言っていました。

月の公転周期は約28日。(正確には27.32日)。
地球の周りを28日くらいかけて1周します。
これは女性の平均的な月経の周期とも一緒です。
皮膚のターンオーバー(肌細胞の周期)も28日と言われています。
新しい基礎化粧品(化粧水や洗顔石鹸など)を使い始めたら、よほど肌荒れなどをおこさない限り28日は様子を見たほうがいいということになりますね。
これら私達の体の周期が、月の周期と一緒なのは興味深いことです。
潮の満ち引きが、月の引力の影響であることは、よく知られています。
月の満ち欠けにより、潮の干潮、満潮が生まれ、満月の日に珊瑚が産卵したり、何十万匹ものカニが産卵のために海岸に集まってきたりするのです。
海の生物にとって満月の影響はとても大きいのです。
月が海の潮に力を及ぼしているのですから、体の半分以上が「水分」である私たち人間にも、何らかの影響があるのは当然なのかもしれません。
ちなみに人間の体内に占める水分の割合はおよそ55~60%。
その比率は年齢、男女、肥満度によって異なるそうです。
男性は60%、女性は55%位の割合。そして、やせている人が60%なのに対して太っている人は40%だそうです。
生まれて間もない新生児に至っては、なんと80%とかなり高い割合が水分であるということです。成長する為の生理活動が行われる為に、水分を大量に必要とするからだそうです。
個人差はあるにしても、人間の体の半分以上は「水」であること。
私たちも、知らず知らずの内に、月の引力の影響を受けているようですね。
昔から満月は気持ちを高揚させるといわれています。
「満月になると、狼男になる」という言伝えや伝説があるのも、そんな理由からでしょう。
洋の東西を問わず、旧暦の15日前後にお祭りや行事が多く行われるのは、人々の強いエネルギーを発散させるためだという説もあります。
満月の日や、満月の前後は出産が多いだけではなく、交通事故や殺人などの犯罪も、満月の日に多いというデータがあるそうです。
24時間営業の店が立ち並び、テレビをつければ数多くのチャンネルを絶え間なく見る事ができる今、静かに月を見上げる回数は減り、月のパワーというのはなかなか身近に感じづらいところです。
今回、たまたま出産が満月の時期と重なり、「満月と出産の関係」から月のエネルギーそして自然のパワーというのを再認識しました。
出産予定日が過ぎても出産の予兆がなく、陣痛が始まらなければ帝王切開で出産するという予定だった私は、幸運にも満月の時期が重なったおかげか、陣痛が始まって普通にソフロロジー法で出産できました。これも月の影響が少なからずあったのだと思います。
出産に関しては、満月だけでなく、台風や、大雨などの低気圧の時にも多いと言う話も聞いた事があります。
管理人も、台風でどしゃぶりの雨の日に生まれたんだと母親から聞かされました。
人間も自然によって生かされているんですね。